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篆刻とは?
篆刻は、中国の殷周時代ごろ使っていた印章をもとに発達した芸術です。篆刻は刻印・治印などとも呼ぶように印を彫ることですが、とくに篆書を彫ることで篆刻と呼ばれています。

篆刻は他の芸術に比べて、まことに小芸です。しかし、逆にその方寸という小さな世界に宇宙を宿すもので、「東洋独自の凝縮された文字芸術」と云われています。

印材としては古くから、金属、獣角、象牙、水晶、玉、竹、木、石などが使われています。文字が彫れるものなら何でも印材になりますが、なかでも石印材は誰にも容易に彫れ、篆刻には最も適した材料といえます。

多様な品種の印材をご用意しておりますので、それぞれの印材の彫り味をお楽しみください。また、印材は天然の石を切って作っていますので、同じ種類の印材でも微妙に彫り味が異なります。

印材を彫るときに使う刀を印刀と言います。印刀は書でいうところの筆に当たることから鉄筆とも呼ばれています。印刀の刀形は片刃や両刃があり、軸形は円柱型、角柱型があります。

当店では初心者向きの「印刀一般シリーズ」から専門家向きの「印刀独楽シリーズ」・「福善印刀シリーズ」を取り揃えております。刃幅も2mmから12mmまでの印刀を取り扱っておりますので印面のサイズに合わせてご利用下さい。印刀は刃物ですので、お取扱にはご注意下さい。

印床を使うと印材を強く固定することができます。ねじで固定する「ねじ式印床」と、くさびで固定する「くさび式印床」があります。初心者の方は取り扱いが簡単な「ねじ式印床」がお勧めです。

印を押すときに使う朱肉(印肉)を印泥と言います。印泥は基本的原料の朱砂、ヒマシ油、もぐさと、補助材料の顔料、添加材を加えて調合します。印泥の大きさは「両」という単位で表されており1両は約30gです。印泥は油と朱が分離しないように定期的にかき混ぜてお使いください。

ご使用に際し、長い間使わないと印肉の朱砂体が沈み油が浮き上がることがありますので、必ずヘラで印肉をよく練り丸く盛りあげてください。また使用する印の印面はブラシ等できれいにしておいてください。押印をする際は印面全体に均等に力を加え、ゆっくり押印してください。印泥は他の印泥と混合しないでください。
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