甲骨文 天来書院テキストシリーズ1
佐野光一編 A4判、中綴じ、48ページ
中国古代では、亀の腹甲や獣の骨をつかって、占いをする習俗がありました。これに用いた亀甲や獣骨が中国各地から出土しています。そこに書かれた文字は、現代の我々の漢字の素で、甲骨文字と呼ばれています。甲骨文字の中には今の文字に似ているものや、物の形を象ったものなど、興味深い文字がたくさんあります。本書は、甲骨文字の「筆順のてびき」や「基本部首」の書き方もあり、初心者から専門家まで満足できる充実した内容となっています。
●初心者から指導者・専門家まで利用できる画期的な手本です。
●文字の正しい形や筆路がわかるように「骨書」(文字の骨格をペン書きしたもの)がついています。
●より難しい文字は、巻末の「字形と筆順」で説明します。
臨書している時、文字の形や筆の運びがわからず、先に進めなくなる場合がよくあります。この「天来書院のテキストシリーズ」では、巻末の「字形と筆順」に、難しい文字の形や筆順などをわかりやすく説明しているので、最後まで安心して学習できます。