礼器碑(百衲本) 天来書院テキストシリーズ6
佐野光一編 A4判、中綴じ、62ページ
後漢を代表する隷書碑の一つ。細くて強い線、理知的で洗練された美しさが高く評価され、神業のようだと絶賛される名品。宋代には「美として備わらざるなく、漢碑中の極則」とまで推奨され、清代より、隷書を学ぶもののまず習うべき典型とされてきました。教科書に隷書の紹介として取り上げられていることが多い、代表的な隷書です。山東省の孔子廟に保管されています。
●初心者から指導者・専門家まで利用できる画期的な手本です。
●文字の正しい形や筆路がわかるように「骨書」(文字の骨格をペン書きしたもの)がついています。
●より難しい文字は、巻末の「字形と筆順」で説明します。
臨書している時、文字の形や筆の運びがわからず、先に進めなくなる場合がよくあります。この「天来書院のテキストシリーズ」では、巻末の「字形と筆順」に、難しい文字の形や筆順などをわかりやすく説明しているので、最後まで安心して学習できます。