開通褒斜道刻石(百衲本) 天来書院テキストシリーズ8
佐野光一編 A4判、中綴じ、54ページ
褒斜道(ほうやどう)という険路のトンネルの内壁に彫られたもの。素朴で力強く、構成変化の美を尽くしています。自由でのびのびとした味わいは後世に大影響を与えました。作品づくりに行き詰まった時など、本書を雄大に臨書してみて新たな世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか?松井如流は、次のように評しています。「大きな字、小さな字、広い字、狭い字を自由に、気ままに、何の屈託もなく書き上げた気分というものは、及びがたい世界をなしている。」
●初心者から指導者・専門家まで利用できる画期的な手本です。
●文字の正しい形や筆路がわかるように「骨書」(文字の骨格をペン書きしたもの)がついています。
●より難しい文字は、巻末の「字形と筆順」で説明します。
臨書している時、文字の形や筆の運びがわからず、先に進めなくなる場合がよくあります。この「天来書院のテキストシリーズ」では、巻末の「字形と筆順」に、難しい文字の形や筆順などをわかりやすく説明しているので、最後まで安心して学習できます。