爨宝子碑 天来書院テキストシリーズ26
魏晋南北朝の書3 佐野榮輝編 A4判、中綴じ、40ページ
中国雲南省にあり、隷書の趣をもった素朴な楷書です。書体は隷書と楷書の間のようにもみえます。当時、石に刻するための楷書の一形態であったとするのが現今の見解です。文字に変化が多く、デフォルメの要素が魅力的です。本書によって独特の雰囲気に心遊ばせるひとときは、無限の至福ではないでしょうか。
●初心者から指導者・専門家まで利用できる画期的な手本です。
●文字の正しい形や筆路がわかるように「骨書」(文字の骨格をペン書きしたもの)がついています。
●より難しい文字は、巻末の「字形と筆順」で説明します。
臨書している時、文字の形や筆の運びがわからず、先に進めなくなる場合がよくあります。この「天来書院のテキストシリーズ」では、巻末の「字形と筆順」に、難しい文字の形や筆順などをわかりやすく説明しているので、最後まで安心して学習できます。