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登録アイテム数: 60件
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中国法書選 1 甲骨文・金文[殷・周・列国/篆書]
殷晩期の腹甲や獣骨に刻した占いの記録である甲骨文、同時代から周をへて列国に及ぶ同期の銘文である金文の優品を収録。
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中国法書選 2 石鼓文・泰山刻石[周・秦/篆書]
石鼓文は最も字数の多い中権本を、泰山刻石は五十三字を収める。ともに明の安国の所蔵をへた、三井氏聴冰閣旧蔵本。
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中国法書選 3 石門頌[後漢/隷書]
古雅な結体、勁健な筆法、ゆるやかな波勢を見せる、完成された隷書の最古の傑作。古鑑閣、三井氏聴冰閣旧蔵の旧拓本による。
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中国法書選 4 乙瑛碑[後漢/隷書]
隷書技法の根本である波勢を謹厳なまでに徹底し、力感あふれた構造性を確立。漢隷の典型を学ぶ最高の手本。戸張蝶龕旧蔵旧拓本。
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中国法書選 5礼器碑[後漢/隷書]
情緒と理智とを兼ね備える漢隷第一の名品。三井氏聴冰閣旧蔵の宋拓本を初めて影印。碑側、碑影ともに収める。優品を収録。
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中国法書選 6 史晨前碑・史晨後碑[後漢/隷書]
平淡な情趣を湛え、おだやかによく整っているところから、隷書入門に最適。三井氏聴冰閣旧蔵の精拓本を初めて影印。
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中国法書選 7 西狭頌[後漢/隷書]
素朴な運筆、おおらかな結構、古拙雄偉な趣は、漢隷の中でも出色の存在。たくましい筆力を養うのに良い。最精拓本を影印した。
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中国法書選 8 曹全碑[後漢/隷書]
端正な結構を流麗な波勢が開放した優雅な姿態は、漢人の肉筆に最も近く、隷書学習に特に推奨される。三井氏聴冰閣旧蔵の明拓未断本による。
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中国法書選 9 張遷碑[後漢/隷書]
漢隷史上の掉尾を飾る逸品である。曹全碑とは対照的に方整な結構に素朴な野趣を盛る。稀少な精拓本を収載。
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中国法書選 10 木簡・竹簡・帛書[漢・晋/隷書]
西域を初めとして、各地で発掘された戦国時代以降の肉筆資料の中から、書としてすぐれるものを精選して影印。古代書法の真面目を示す。
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中国法書選 11 魏晋唐小楷集[魏・晋・唐/楷書]
魏晋唐の小楷は、伝模を重ねたものを法帖の中に見うるのみであるが、古い用筆法を探る恰好の資料である。最良の法帖より精選収録。
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中国法書選 12 王義之尺牘集〈上〉[東晋・王義之/行草]
喪乱帖を筆頭とする王義之の手紙の搨模本は義之の真相に最も近いもので、行草書の正統を学ぶための絶好の資料。日中の名品を精印。
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中国法書選 13 王義之尺牘集〈下〉[東晋・王義之/行草]
快雪堂帖、澄清堂帖など多くの法帖に刻入されて伝わる、王義之の手紙の代表作を選りすぐって収載。王義之の多面性を窺うに足る。
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中国法書選 14 十七帖〈二種〉[東晋・王義之/草書]
古来「書中の龍」と称され、尊ばれてきた王義之の草書の代表作である。多くの刻帖の中で、最もすぐれる三井本と上野本を併せて収録。
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中国法書選 15 蘭亭叙〈五種〉[東晋・王義之/行書]
習字の手本として古来もっともよく習われた行書の絶品。多数の臨模本、刻本の中より、張金界奴本、定武本など五種の善本を収録。
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中国法書選 16 集字聖教序[東晋・王義之/行書]
唐太宗収蔵の王義之真跡から集字して作られたと言われ、義之の行書を学ぶための最上の手本の一つ。三井氏聴冰閣旧蔵の北宋拓を初影印。
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中国法書選 17 興福寺断碑[東晋・王義之/行書]
聖教序とともに集王書碑の双璧とされ、ゆったりとしたところが王義之の行書入門に適する。菘翁、鳴鶴の所蔵をへた三井氏聴冰閣の旧蔵本による。
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中国法書選 18 王献之尺牘集[東晋・王献之/行草]
父王義之と並び称される献之の手紙の優品を収録。中秋帖、廿九日帖などの搨模本、あるいは淳化閣帖などより精刻本を厳選した。
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中国法書選 19 爨宝子碑・爨龍顔碑[東晋・劉宋/楷書]
両碑は遠く雲南の辺地に立てられ、“二爨”と並称される。書は重厚な野性味、素朴な面白さが喜ばれ、阮元、中村不折らによって喧伝された。
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中国法書選 20龍門二十品〈上〉[北魏/楷書]
龍門石窟に刻された四千点近い造像記より、北魏の精品二十点をすぐった傑作選集。牛かい、始平公などの最も初期の十点を収める。
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中国法書選 21 龍門二十品〈下〉[北魏/楷書]
鋭利な刻法の妙もあり、用筆・結構に楷書の一つの極限を確立した北魏の造像記。上冊に続く初期の名品、孫秋生など十点を収録する。
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中国法書選 22 鄭羲下碑[北魏・鄭道昭/楷書]
包世臣が篆勢・分韻・草情ことごとく具わると評した鄭道昭の代表作。精妙な筆法、悠揚迫らぬ結構。三井氏聴冰閣旧最精拓本。
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中国法書選 23 張猛龍碑[北魏/楷書]
力強い天画を緊密に布置し、精妙な結構を意欲的な筆力で貫いた北魏書の精粋。三井氏聴冰閣旧蔵の明初拓を初めて影印。
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中国法書選 24 高貞碑[北魏/楷書]
天画の微妙な布置、偏旁の理詰の組み合わせ、無理の無い勁抜な筆力で貫いた北魏最後の傑作。楷書の基礎を固める恰好の範本である。
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中国法書選 25 墓誌銘集〈上〉[北魏/楷書]
死者の事歴を石に刻して墓中に納めた墓誌銘のうち、五世紀前半の洛陽地方を中心に出土した北魏の名品を最旧拓より精選して収録。
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中国法書選 26 墓誌銘集〈下〉[北魏・隋/楷書]
北朝の雄壮と南朝の優美とを融合し、さらに発展させた隋の著名な墓誌銘を中心に選収。結構整斉、書風多彩で、小楷の学習に最適。
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中国法書選 27 真草千字文[隋・智永/楷草]
王義之の技法を総合し、真草並列の千字文を遺した智永の真相に最も近い作。陣隋の風気を示し、わが国に伝存する稀有の名品。国宝。
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中国法書選 28:関中本千字文[隋・智永/楷草]
智永の真草千字文の揚搴本を底本として、宋代に刻石された逸品。気品が高く、真草を併せ学ぶによい。三井氏聴冰閣旧蔵精拓本。
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中国法書選 29 皇甫誕碑[唐・欧陽詢/楷書]
細身の点画をきりりと引き締めた颯爽とした風姿は、険峭、森秀と評され、欧陽詞の書法の入門に最適。東博所蔵の宋拓古装本を収む。
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中国法書選 30 化度寺碑・温彦博碑[唐・欧陽詢/楷書]
用筆を抑制し結構の力で平静な高い品格を顕現した化度寺碑。欧書中、用筆・結構がもっとも常識的に見える温彦博碑を併収。
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中国法書選 31 九成宮醴泉銘[唐・欧陽詢/楷書]
単純簡素な筆画を周到精密に構築し、静謐朗暢な境地に至った欧陽詞の最高傑作。“楷法の極則”と称される。
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中国法書選 32 孔子廟堂碑[唐・虞世南/楷書]
虞世南の唯一の楷書。強さを内に秘めた温和な点画を理智的に組み合わせた気品のある名作。三井氏聴冰閣旧蔵の李宗瀚旧蔵唐拓孤本。
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中国法書選 33 孟法師碑[唐・ちょ遂良/楷書]
用筆は雄勁、結構は方整で、ことに安定感に優れ、古趣幽光と評されるちょ遂良壮年の傑作。三井氏聴冰閣旧蔵の李宗瀚旧蔵唐拓孤本。
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中国法書選 34 雁塔聖教序[唐・ちょ遂良/楷書]
逆入の起筆を交え、八面に鋒を出し、高く吊った運筆により、優美な書法を開発した、緒晩年の円熟の境地。東博所蔵の精拓を収録。
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中国法書選 35 ちょ遂良法帖集[唐・ちょ遂良/行書]
繊細微妙な筆がよく働き、参差倚斜の妙を見せる枯樹賦を併せ、沈んで敦厚な韻致に勝る文皇哀冊などを精選収録。
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中国法書選 36 晋祠銘・温泉銘[唐・太宗/行書]
現存最古の行草書碑である晋祠銘、フランス国立図書館所蔵の立碑直後の唐拓により書唐の行書の真髄を覗かせる温泉銘。
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中国法書選 37 道因法師碑・泉男生墓誌銘[唐・欧陽通/楷書]
父欧陽詢の書法を継承、更に勁険な筆致を追求した道因法師碑。無理の無い用筆・結構で、欧法小楷の最上の入門書である泉男生墓誌銘。
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中国法書選 38 書譜[唐・孫過庭/草書]
二王の正統を伝える正しい草体、快利暢達の用筆、多い字数、文は優れた書論など、草書を学ぶ者必習の範本。台北故宮博物院所蔵。
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中国法書選 39 李思訓碑[唐・李よう/行書]
中唐において行書碑を最も多くものした李北海の代表作。二王を学び、峻急縦逸な風趣を盛る。三井氏聴冰閣旧蔵宋拓を初めて影印。
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中国法書選 40 多宝塔碑[唐・顔真卿/楷書]
初唐の三大家と並び称される顔真卿壮年の力作。用筆は厳正、結構は緊密。顔法入門の手本として最適。東博所蔵の精拓を影印。
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中国法書選 41 祭姪文稿・祭伯文稿・争坐位文稿[唐・顔真卿/行草]
台北故宮蔵の“最も奇縦”な祭姪、重厚な骨格を留める宋拓甲秀帖所収の祭伯、争坐位は三井氏聴冰閣旧の明初拓を初影印。
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中国法書選 42 顔勤礼碑[唐・顔真卿/楷書]
原石が近年に出土し、顔真卿の筆跡を最も忠実に伝える。楷書に新しい表現を拓いた顔書代表作を、精彩あふれる初拓本により収める。
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中国法書選 43 自叙帖[唐・懐素/草書]
円転痩勁の筆を駆使し、連綿草をちりばめた奔放流利な章法により“狂草”と称される名品。台北故宮博物院所蔵の劇跡を精印。
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中国法書選 44 草書千字文〈二種〉[唐・懐素/草書]
“素狂”と称された壊素晩年の傑作。一字一金、千金帖ともよばれ、平静枯淡の境地を示す。真跡及び経訓堂帖所収の刻本を収める。
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中国法書選 45 玄秘塔碑[唐・柳公権/楷書]
「用筆は心に在り、心正しければ筆正し」の言で知られ、清健な書法を確立した柳公権の代表作。三井氏聴冰閣旧の北宋拓を初影印。
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中国法書選 46 蘇軾集[宋]
「我が書は意造にして本より法無し」とは謙遜の語。二王を初め広く渉猟、後に顔真卿を学び、詩情あふれる新意を出した東坡傑作集。
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中国法書選 47 黄庭堅集[宋]
黄山谷は、かの蘇東坡の教えを受けて、後に顔真卿を、晩年には張旭・懐素を慕い、禅学にも心を寄せて、魏晋の超逸絶塵の境地に至った。
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中国法書選 48 米ふつ集[宋]
顔・柳を学び、欧・緒をへて魏晋に至り、石鼓文や竹簡にまで遡って古法を広く深く研究し、平淡天真を追求した米元章の名作品。
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中国法書選 49:趙孟ふ集[元]
趙子更昂は晋唐の書を広く学び、中でも王義之書法への復帰を最も熱心に実践して、平明優美で気品の高い名作を数多く遺した。
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中国法書選 50 文徴明集[明]
初めは宋元の書を後には晋唐の名跡を刻苦精励し学んだ文徴明の書法は、八十数歳の最晩年に至っても用筆・結構に狂いを見せない。
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中国法書選 51 董其昌集[明]
古典主義の形式化を憎み、習練による巧妙の果ての天真爛漫を求めた董の名跡。静かな情熱が次第に古淡の境へと進む。
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中国法書選 52 張瑞図集[明]
けい張米董と併称される明末の四大家の一人張瑞図の、偏鋒を多様した奔放な運筆によって特異な風格を誇る行草の傑作を精選収集。
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中国法書選 53 王鐸集[明]
二王の法帖の臨書に心血を注ぎ、終生、学書を怠らなかった王鐸の、情熱の爆発に筆をまかせた、雄健苦渋な連綿草の逸品を収録。
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中国法書選54 倪元ろ集[明]
明国滅亡に殉じた倪元ろの「書法は霊秀神妙、行書もっとも超逸を極む」と評される劇跡を収録。用筆・結構に高格凄絶な情壊を盛る。
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中国法書選 55 傅山集[明]
巧媚、軽滑、安排を排し、拙醜、支離、真率を重んじた明の遺臣博山の、憂憤の情を筆に託した、奇気あふれる名品を精選収録。
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中国法書選 56 とう石如集
秦漢を中心に古碑帖を深く学び、篆隷の書法を復活した完白山人の名品。筆力は沈毅重厚、結体は素朴精勁、風韻高く、古今に屹立する。
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中国法書選57 何紹基集
初めは欧陽通、顔真卿に、中年には北碑に、晩年には漢碑に熱中した何子貞。格体を善くして新生面を開き、豊かな情趣を湛える名品を集成。
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中国法書選 58 呉煕載集
篆隷は完白、行草は包世臣に学んだ呉譲之の、師法をさらに洗練し、ゆるやかな筆の調べに都会的で優美な抒情を乗せる逸品。
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中国法書選59 趙之謙集[清]
初め顔真卿を学び、後に北碑に傾倒し、包世臣の逆入平出の書法を実践した趙之謙。“盛気近づき難き”傑作集。
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中国法書選 60 呉昌碩集[清]
「生計は筆硯による」と記した呉昌碩。終生追求した石鼓文から篆書の極意を得、行書もそれに淵源し奇崛樸厚の風格を示す。
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